地域リハビリテーション推進部(以下、推進部)は、「栃木県内の地域リハビリテーションに関する動向を把握し、地域に貢献できる作業療法士を育成する」との方針を基に、H28年度より始動しています。H29年度に地域包括ケア・介護予防推進部門、認知症ケア対策推進部門、MTDLP推進部門、訪問リハビリテーション推進部門と、4つの委員会より部門へと名称を変更し、H31年度よりはMTDLP部門が教育部に移管し、新たに3部門にて構成されています。地域包括ケア・介護予防推進部門と訪問リハビリテーション推進部門に関しては、栃木県リハビリテーション専門職協会と連携を図り、県内のリハビリテーション専門職としての事業普及に努めております。具体的な事業では、地域ケア会議や介護予防事業において、作業療法士が必要とされる場面が増えている一方で、参画する作業療法士の量と質の確保が課題になっております。また、参画に関しては各自治体の取り組みに格差があり、地域における作業療法士の役割の普及啓発が急務とされています。推進部として研修会を企画するにあたり、分野に捉われないこと、地域の実情に応じることを重視し、グループワークや先行している市町の取り組みの紹介等にて、実践に近い形での研修内容となるように工夫しております。様々な分野、施設で活躍されている作業療法士の皆さんに参加して頂き、地域に貢献できる作業療法士が増えるとともに、県内の作業療法士が交流する場となる事を期待しております。

活動計画

地域リハビリテーション推進部
(部門会議 2回 / 年)
地域包括ケア・介護予防推進部門
部門長  久米 真菜美
(尾形医院)
  • 地域ケア会議、介護予防、日常生活総合事業に関する人材育成研修(1回 / 年)
  • 部門内会議(1回 / 年)
  • 支部長会議(2回 / 年)
  • 地域ケア会議および介護予防・日常生活支援総合事業に関する人材育成研修会への参加(1回 / 年)
  • ブロック研修(県北・県央・県南)(各2回 / 年)
  • ブロック会議(県北・県央・県南)(各2回 / 年)
県北ブロック長  久米 真菜美(尾形医院)
県央ブロック長  菊池 嘉之助(真岡中央クリニック)
県南ブロック長  寺田 圭甫(ぶどうの舎)
  • ブロック研修(県北、県央、県南)(各2回 / 年)
  • ブロック会議(県北、県央、県南)(各2回 / 年)
  • 支部長会議(3回 / 年)
認知症ケア対策推進部門
部門長  山本 知秀
(佐藤病院)
  • 認知症アップデート研修(2回 / 年)
  • 認知症応用研修(1回 / 年)
  • 部門内会議(3回 / 年)
  • 認知症作業療法推進委員会への参加(1回 / 年)
  • 認知症初期集中支援チームや認知症カフェ等地域活動における情報収集・発信
訪問リハビリテーション推進部門
部門長  橋本 智史
(介護老人保健施設いずみ)
  • 訪問作業療法に関する研修会(1回 / 年)
  • 部門内会議(2回 / 年)
  • 訪問リハビリ・地域リーダー会議への参加(1回 / 年)
  • 訪問作業療法における県内のネットワーク形成
    (顔の見える関係作り、情報交換等)

構成部員の紹介

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